Dekirumon Blog2回目の試みとなるゲーミングスマートフォンのレビューは『ROG Phone 5』を紹介していきたいと思います。
また、ROG Phone 5実機と併せていくつかアクセサリーも紹介していきますので、最後までお付き合い頂ければと思います。

化け物スペックはどんな感じだろうね?!
開封前からドキドキだね
最新SoC Snapdragon™️888を搭載しているゲーミングスマートフォンの実力や良いところも悪いところも含めて魅力を今回はお伝え出来たらと思います。
本記事はASUS JAPAN様より端末を提供して頂きレビューを作成しています。
ROG Phone 5の同梱物
※今回は貸出端末を使用してのレビューとなっています。そのため、端末などに管理用のシールが添付されていることをあらかじめご了承ください。

それでは、レッツ開封の儀!

箱がこれでもかというくらいデカい。ただただデカい…。
この中にどれだけのロマンが詰まっているのかと開ける前からワクワク出来るのも、ゲーミングスマートフォンならではの高揚感ですよね。

巨大な箱を開けるとAKIRAが君臨。こちらAR仕様となっていますので、楽しめるのは本体を購入した方の特権となっています。

同梱物の内容は以下の通りとなっています。
- ROG Phone 5本体
- USB Type-C to Cケーブル
- ACアダプター
- 説明書等
以上がROG Phone 5の同梱品となっています。

同梱物を1つずつ見ていこう!

説明書が入った箱の中には、
- 保証書
- ステッカー
- 保護ケース
- 端子保護キャップ
- SIMピン
が同梱されていました。

ACアダプターはかなり大きめの物になっていて、片面にはROGの表記があり反対の面にはROGのロゴが描かれています。こちらも箱同様ビックスケール。
ROG Phone 5の外観

さぁ!次はいよいよお待ちかねのROG Phone 5本体を見ていくよ!

デフォルトの画面はこの様な感じになっています。アイコンの1つ1つがゲーミングスマートフォンならではのデザインになっていて、起動した瞬間から目を引く格好良さがたまりません。また、スマートフォンの電源をON・OFFに切り替える際に、音が鳴るのもカッコよくて◎。

続いてはサイズ感を見ていきましょう。左がRedmi Note 10T、右がROG Phone 5で並べています。
Redmiも割と大きな機種ではありますが、それよりも縦長に大きくなっています。幅はRedmiよりも狭いので、持ちやすさはROGに軍配が上がります。

付属のケースを装着するとこのようになります。ケース無しの状態だと、手から滑り落ちそうになるのでケースの装着は必須だなという印象を持ちました。
本体カラーはブラックとホワイトの2色展開です。

▲本体下部
- マイク
- イヤホンジャック
- Type-Cコネクタ
本体上部にはマイクが設置されています。

▲本体右側面
- AirTrigger(左右)
- 電源ボタン
- 音量ボタン

▲本体左側面
- Type-Cコネクタ
- SIMスロット
- 専用端子
本体の左側面には、保護キャップが付いておりこれを外した状態で『AeroActive Cooler 5』を装着することが出来ます。デザインだけではなく全体的に無駄のないコンパクトな設計になっているなという印象を受けました。

ROG Phone 5の性能

それでは、ゲーミングスマートフォンROG Phone 5の性能や機能を実際に使用してみた感想と共にまとめていきたいと思います。
スペック
ROG Phone 5の端末のスペックを前モデルのROG Phone 3と比較しながら見ていくと以下の通りとなります。
ROG Phone 5 | ROG Phone 3 | |
ディスプレイ | 6.78inch | 6.59inch |
画面解像度 | 1080×2448 | 1080×2340 |
重量 | 239g | 240g |
サイズ | 77×173×9.9mm | 78×171×9.9mm |
システム | Snapdragon™️888 Adreno 660 | Snapdragon™865+ Adreno 650 |
メインメモリ | 8GB 12GB 16GB | 8GB 12GB 16GB |
内蔵ストレージ | 128GB 256GB | 128GB 256GB 512GB |
OS | Android 11.0 | Android 10 |
バッテリー容量 | 6000mAh | 6000mAh |
カメラ | アウトカメラ ・6400万画素 ・1300万画素 ・500万画素 インカメラ 2400万画素 | アウトカメラ ・6400万画素 ・1300万画素 ・500万画素 インカメラ 2400万画素 |
値段 | 99,800円 (12GB+256GB) 114,800円 (16GB+256GB) | 109,780円 (12GB+512GB) 142,780円 (16GB+512GB) |
カラー | ブラック ホワイト | ブラック |
赤太文字になっている箇所が、両モデルを比較して数値に変化があった点となっています。ROG Phone 5を前モデルの3と比較すると、
- ディスプレイが大きく、鮮やかになった
- 本体サイズが大きくなったが重量は軽くなった
- 最新のシステムにより構成されている
ということが分かります。
価格に関しては同じストレージの販売では無いため比較することは出来ませんが、最新のSoCを搭載しながら前モデルより更にグレードアップした端末を10万円以下で購入できるのは魅力的では無いでしょうか?
機能
他の方が作成しているレビュー記事でAnTuTuベンチマークの測定結果が出ているので当ブログでは割愛します。
AnTuTuベンチマークでは80万点以上をマークし、Geekbenchのシングルスコアでは1100点超えをマークしています。この数値は、スマートフォンではトップクラスの結果となっています。このベンチマークがあれば、日常使いのあらゆる操作において支障無く動きます。
ROG Phone 5に搭載されている『Xモード』を使用することで、144Hzのリフレッシュレートをキープしながらネットサーフィンやゲームを楽しめます。ディスプレイ自体が、6.78インチと大きく画素数も高くなっているので不満は見当たらないでしょう。
大容量の6000mAhは、ゲームや動画視聴を長時間行ってもすぐに無くなることは無いのでこちらに関しても不満は見当たりませんでした。

機能面での大きな不満は見当たらないけど、やっぱり気になるのは本体重量かな?

動作確認

アプリをプレイしてみた感想を紹介していくよ
今回ゲーミングスマートフォンで利用したアプリは。本体の開通時にすでにインストールされている『ユニゾンオンエアー』を試してみました。
ユニゾンオンエアーは、アイドルグループの日向坂46と櫻坂46のリズムゲームです。
気になるのはやはりタッチサンプリングレートの充実さです。バトルロワイヤル系やFPSの動作の激しいゲームを楽しむためには外せない要素となっています。リズムゲームに関しても同様の要素は欠かせないのでは無いでしょうか?ROG Phone 5の製品ページに《ユニゾンオンエアー》が表記されていたので、今回は体験してみようと思います。
ゲーミング性能

ROG Phone 5のアプリ『』を開くと、上記画面のように好みに併せてディスプレイなどを設定することが出来ます。
ゲームライブでは、各ゲームのプレイ時間を確認できたりします。

Game Genieはゲーム作動時に通話などを設定出来ます。iPhoneでいうアクセスガイドをかなり細かく設定出来るというイメージがあります。
ユニゾンオンエアーをプレイしてみて

ゲーム画面で『Game Genie』を起動するとこんな感じ。
着信拒否を設定したり、ROG Phone 5ならではの『AirTrigger(左右)』を設定することも可能になっています。
左下のには、FPSを確認できたり端末の温度も確認することが出来ます。アラームなし・着信拒否はONにしておいたほうが便利そうです。iPhoneのように画面録画も可能になっているので、動画投稿をされるゲーマーの方にはかなり大事な機能となるのではないでしょうか?
ゲームを行う際に気になる機能といえば、オーディオ性能ではないでしょうか?こちらに関しては、iPhoneと同じデュアルスピーカー搭載なので聴きやすく、イヤホンを使用せずにMAXの音量を聴くと大音量でスピーカーの性能の高さがよく分かりました。

画面が綺麗でゲームの臨場感が味わえて初プレイだったけど楽しむことが出来たよ!

カメラ性能
ゲーミングスマートフォンは、ゲームを楽しむのは当たり前ですが日常使いでもしっかりと機能してくれる端末がユーザーから選ばれやすいのではないでしょうか?最近ではSNSでの交流が当たり前のようになり、昔とは違って簡単に写真撮影が出来る時代になりました。スマートフォンをカメラ機能で選ぶ方も中にはいるのではないでしょうか?
今回紹介しているROG Phone 5は撮影できる種類は大きく7種類あり、その他の項目が5種類とカメラ機能面が充実しています。
いくつかの撮影機能を試してみた結果はこんな感じになりました。カメラ性能が気になる方はぜひ写真を見てみてください。
※今回は悪天候のため外での撮影感は紹介する事が出来ません。
ブラックシャーク3のレビュー同様、今回もウルトラマンやマーベルのフィギュアを利用して撮影しています。

▲広角での撮影
まず始めに、アウトカメラの広角(通常)での撮影はこの様な感じになりました。ピントをウルトラセブンの額に合わせて撮影しました。
画素数が高く、被写体をしっかりと撮れています。通常時の撮影にカメラとしての問題は無さそうです。

▲超広角での撮影
続いて、超広角での撮影です。かなり撮影できる範囲が可能になりました。ウルトラセブンの後方にいるアイアンマン達がしっかりと画角に入っています。
超広角の撮影でも、日常の使用に問題は無さそうです。

▲広角での撮影について
『写真』を選択して、山のマークが2つになっている方を選択しています。先程の写真は撮影時この様な状態になっています。

▲超広角での撮影について
『写真』の山マーク3つを選択しています。見てわかるようにかなり範囲が広がりました。室内での撮影なので、伝わりにくいかも知れませんがかなり範囲が広がっているので感動しました。

▲マクロでの撮影
続いては、マクロでの撮影です。被写体とかなり近い接写となりましたがしっかりとピントを合わせてくれるので撮影がしやすかったです。こちらも広角・超広角での撮影と同様に、日常使いでの使用に支障はありません。

▲ポートレートでの撮影
最後はポートレートでの撮影です。手前のウルトラセブンにしっかりとピントを合わせているのが分かります。10cmも離れていない距離に別のフィギュアをおいていますが、しっかりとボケが出ています。
以上がROG Phone 5のカメラ性能の紹介でした。生憎の天気で外での撮影が出来なかったのが悔やまれますが、日常使いに不便が無いことが伝われば嬉しく思います。

まとめ
それでは、まとめとしてROG Phone 5を利用した感想をメリット・デメリットを交えて紹介していきたいと思います。メリット・デメリットを紹介する前に個人的な結論は『買い』です。長期間使用をしたわけではありませんが、短い期間使用した中でスペックの高さや無駄のないデザインなど心奪われる端末であることを確信しました。
また、おうち時間の増加に伴いゲームをする時間が増えた方に特にオススメしたいと思います。値段は安いと言えませんが、パフォーマンスを求める方にはぜひとも扱ってみて欲しいと感じました。
デメリットも正直、ゲーミングスマートフォンならでは…と言った内容ばかりです。これまでゲーミングスマートフォンを扱ってきた方であれば、やっぱりなとなるような内容です。製品としてのデメリットは見つけることが出来ませんでした。
デメリット
- 本体が通常のスマートフォンより重たい
これはゲーミングスマートフォンを使う上では当たり前のことですが、本体はかなり重たくなっています。ゲーミングスマートフォンの扱いに慣れている方であれば、気にならない点ではあるかと思います。
- 防水機能やおサイフケータイ非搭載
スマートフォンを日常使いで利用する際に、この非搭載の項目は妥協できないという方にはオススメ出来ません。ですが、日常使いの中でもお風呂などの水回りにスマートフォンを持っていかないという方や、おサイフケータイを滅多に使わないという方には気にならないでしょう。
メリット
- デザインが◎
ROGPhoneシリーズを初めて使用しましたが、とにかく全体的に見てデザインが格好良いです。Black Sharkと比べると派手なデザインという印象。
また、ゲーミングスマートフォンならではのデザイン感は『かなり良い』
- コンパクトかつスリムなボディ
冒頭でもRedmiとサイズ比較をしていますが、縦長なボディとなっていて手が小さくても持ちやすい印象があります。また全体的に無駄がなくコンパクトで、デザインも含めて外観のバランスがとても良い印象です。
- ハイスペックは正義
ゲーミングスマートフォンを検討している方は、コスパを求めて端末代金が安いものを探すという事は滅多にしないでしょう。最新かつ優秀な端末を探しているのであればぜひとも候補に入れて欲しいです。化け物級ゲーミングスマートフォンはあなたのプレイを裏切らないでしょう。
まとめは以上になります。今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。ハイスペックのROG Phone 5はかなりオススメのゲーミングスマートフォンでした。
レビューする機会をいただけたこと本当に感謝しております。皆さんの買い物に役に立てたら嬉しく思います。
それではまた〜


ROG Phone 5のレビューは以上!
アクセサリー紹介・発売情報が気になる方はまだ続きがあるよ
良かったら覗いてみてね〜
アクセサリ紹介
ROG Phone 5の端末紹介にお付き合い頂きありがとうございました。以降はアクセサリー紹介及び発売情報です。
ゲーミングスマートフォン『ROG Phone 5』本体を購入した方や購入検討中の方に、使用してみて欲しいアクセサリーを紹介していきたいと思います。今回紹介するのは以下のアクセサリーとなっています。
- AeroActive Cooler 5
- ROG Strix GO BT
- Kunai 3 GamePad
まず始めに紹介するのは、ROG Phone 5用の外付け冷却機である『AeroActive Cooler 5』です。

網目状になっているファンで、スマートフォン本体の温度を最大15℃も下げることが可能になっています。また、左右にある物理ボタンでゲームをプレイすることが出来ます。

AeroActive Cooler 5はスマホスタンドにもなる製品で、装着するとこんな感じになります。スタンド部分は細いですが、しっかりと本体を支えてくれます。
初めて装着する際には、スマートフォン本体を傷つけないかとビビりながらの装着でしたがスムーズに取り付けることが出来ました。スタンドでの使用時は、ちょうどいい角度に立ててくれるのでこれはかなり便利な代物となっています。
続いては、オーディオ機器の『ROG Strix GO BT』です。

▲キャリングケース
専用のキャリングケースは、ロゴが入っており高級感溢れる仕様になっています。

▲キャリングケース開封時
中には、ROG Strix Go BT本体とケーブル類が同封されています。

▲ROG Strix Go BTの外観
左右にROGのロゴが書かれています。初めてヘッドフォンを使用したので、重さに慣れるには時間がかかりそうでしたが、使用感は音もクリアで聴きやすく有線・無線両方の形態で使用出来るのがオススメポイントです。
最後は、Kunai 3 GamePadのレビューです。

▲同梱品一覧
専用のキャリングケースを含め、ゲームに没頭出来るアイテムが盛りだくさんです。

▲比較写真
Nintendo Switchのコントローラーとの比較をしてみるとこんな感じです。似たような感じですが、Kunaiの方がしっかりとした重厚感がありしっかりとしています。
グリップの握りやすさもKunaiの方が手に馴染みやすかったです。

▲付け替え
付け替えて使用すると横長になります。専用のケースに装着しますが、Type-Cコネクタに差し込みしようしますが初めての装着・脱着は緊張しました。
すぐに壊れることは無いでしょうが、慎重さは必須です!
発売情報

最後は発売情報だよ!
