2020年9月30日の14:00 (日本時間21:00)からXiaomiの【Mi 10T シリーズ】に関するライブストリームが実施されましたね!
今回はその内容をまとめてみたので、よかったら覗いていってね〜
※日本での発売に関しては未定です。また、価格に関しても日本円に換算しただけなので、必ずしもこの値段で発売されるとは限りません。
さて、皆さんはXiaomiが登場した2010年から2020年までの10年で達成した事を知っていますか?Xiaomiファンのみなさんなら知っている方も多いでしょう。
その10年の中でXiaomiが成し遂げた事はこんなにもあるんですよ。
- Fortune Global500リストで422位にランクイン
- スマートフォン企業で世界第4位
- AIoT企業では世界第1位へ成長
- 全世界の50市場でトップ5を獲得(内23はヨーロッパ市場)
なんと登場から10年でこれだけの事を達成しているんです。日本企業でこれほどまでのグローバル化をした企業はあるでしょうか?
おそらくないでしょう…(あったらごめんなさい)
また、ヨーロッパ市場での動向はこんな感じ。
企業名 | 2020年Q2シェア率 | 前年比成長 | |
1位 | Samsung | 30% | -31% |
2位 | Apple | 21% | 42% |
3位 | Xiaomi | 17% | 65% |
前年比成長を見ると、Xiaomiの企業としての躍進が見て取れます。これからヨーロッパ市場で1位を獲る可能性が大いにある企業という事です。
残念ながら日本市場はブランド志向が強いためAppleが1位の独占状態です…。2020年Q2の結果では、トップ5にランクインしませんでした。
が!しかし、OPPOと同様で大手キャリアでの取り扱いが始まったこともあり、本格的な市場参入をし始めている状況にあると考えられます。個人的には、今後を考えると市場拡大へのワクワクが止まりません!
10年でMi1からMi 10へと進化を遂げたスマートフォンですが、皆さんはMi 1のスペックをご存知ですか?

Mi 1のスペックを簡単に紹介すると、
- Snapdragon ™️S3
- AnTuTu 10,000以下
- バッテリー容量1,930mAh
- 8MPのシングルカメラ搭載
今となっては可愛らしいスペックだね…これが生まれたからこそ、今のXiaomiがあると思うととても重要な機種に感じるよ。
本記事は、Xiaomi公式Twitter(@Xiaomi)よりツイート及び画像を引用しています。
https://twitter.com/Xiaomi
Mi 10T シリーズ
今回発表されたのはMi 10シリーズとは別の【Mi 10T】シリーズとなっています。『POWER YOUR CREATIVITY』を表題にし、お気に入りの機能だけではないという事を前面に出しました。

それでは早速どの様な機能が搭載されているのかをみていきましょう!
カメラ
With one of the world’s best 108MP cameras, 8K, and our most advanced software experience ever, #Mi10TPro is built to #PowerYourCreativity 💡 pic.twitter.com/jQEmqQO9P1
— Xiaomi (@Xiaomi) September 30, 2020
超解像度の108MPカメラには、6つの長時間露光モードが搭載されています。
また、AI Skyscaping機能で写真に背景を追加することもできるようになりました。お気に入りの写真をオリジナルで作成可能で、カラーフィルターは3種類内蔵されています。
搭載されている物が多い多い。
フォトクローン機能でユニークな写真撮影も出来る様になっており、8K機能のビデオには1080pの16倍の解像度を有しています。また、デュアルビデオ機能も搭載しており、Vlogなど動画コンテンツでの普及が期待出来そうですね。
ディスプレイ
To sum up, the #Mi10TPro features a 144Hz AdaptiveSync display, all day eyecare, true to life colors, and MEMC. It is fair to say that this device has one of the very best displays on the market this year. #PowerYourCreativity pic.twitter.com/w8uRU63ILX
— Xiaomi (@Xiaomi) September 30, 2020
フラットなディスプレイは144Hzのリフレッシュレートを搭載し画面動作を快適にしながら、『AdaptiveSync』と呼ばれる新しいディスプレイ技術で8%バッテリーを節約します。
モーション補正を行うための【MEMC(Motion Estimation Motion Compensation)】も搭載しています。
また、Sunlight Mode 3.0と360°Light sensor(光センサー)とReading Mode3.0で目に優しい見え方を実現しているのも大きなメリットとなっています。
『見えやすさ』を充実させながらも、目に優しい機能を搭載しているディスプレイとなっています。
他社スマホよりも正確な色合いを実現していることも、iPhoneとの比較でアピールをしています。

とどのつまり、Xiaomiから新登場する【Mi 10T】シリーズは

今年の市場で最高のディスプレイの1つであるといっても過言ではありません
との事。強気なXiaomiもこれまた…笑
スペック
With leading speeds, connectivity, and battery, #Mi10TPro really has everything you need to #PowerYourCreativity. Like what you see so far? pic.twitter.com/gqRiH3760F
— Xiaomi (@Xiaomi) September 30, 2020
Qualcomm®︎Snapdragon™️865搭載を搭載し5G接続に対応しながら、108MPセンサーをサポートする《Spectra 480》と高速5G接続用の《X55 modem》により、スマホとしての存在感をより大きな物にするなんて…と思いきや他にも機能を搭載してます。『Multi-assistant』を搭載することで、スマートフォン自体の利便性の向上も見逃せなくなりましたね。生活必需品としてのグレードを底上げする仕様がたくさんあります。
2020年のフラッグシップスマホの中で最大の5000mAhバッテリーを搭載していて、通常使用なら2日間も利用可能な大容量バッテリーを搭載しています。
- 音楽利用:123時間
- 読書利用:30時間
- 動画視聴利用:20時間
- ゲームプレイ:14時間
この大容量バッテリーを支えるのが、MMT(Middle Middle Tab Battery)という2方向から充電してくれる革新的な技術です。これらにより17%の効率化を実現し充電にかかる時間を短縮してくれます。
10T シリーズには《33W》の充電器が同梱されていて、なんと1時間で充電が可能になる優れ物となっています。
より多くのパワーに飢えていますか?という問いかけののちに、Xiaomi製の急速充電器が発表されました。
その名も、【Mi 65W Fast Charge with GaN(Gallium Nitride) tech】です。

通常の充電器よりも『サイズは小さく、重さは半分』とコンパクト
65Wの急速充電が可能
価格は29.99€(日本円換算で約3,715円)です。現時点での日本での発売は未定となっています。
新製品発表まとめ
Mi 10T /10T Pro
カラーバリエーションは3色展開となっています。
With a creative design, and built to #PowerYourCreativity, #Mi10TPro is a device that will satisfy all of your needs. RT if you’re hyped for this! 🙌 pic.twitter.com/Gcs2SLrQxt
— Xiaomi (@Xiaomi) September 30, 2020
- ルナシルバー
- コズミックブラック
- オーロラブルー
- 背面・前面・カメラの3箇所にCorning®︎社のGorilla®︎ Glass 5を使用
- 側面には指紋センサー、前面には顔認証を搭載
- デュアルスピーカーに3Dサウンドレコーディングが付属され、より上質なサウンド体験が可能
- X軸リニアモーター搭載による感触の応答性を向上
- 抗菌アクセサリーによりバクテリアの繁殖防止
これらの機能を備えながら、環境問題にも配慮してプラスチック包装を約60%と大幅に削減する取り組みを実施しています。
Mi 10T | Mi 10T Pro | |
ディスプレイサイズ | 6.67inch | 同左 |
リフレッシュレート | 144Hz | 同左 |
CPU | Snapdragon ™️865 (5G対応) | 同左 |
カメラ | メイン:6400万画素 超広角:1300万画素 マクロ:500万画素 インカメラ:2000万画素 | メイン:1080万画素 以下、同左 |
ロック解除 | 指紋認証 顔認証 | 同左 |
メモリ | RAM:6 or 8GB ROM:128GB | RAM:8GB ROM:128GB or 256GB |
カラーバリエーション | ルナシルバー コズミックブラック | ルナシルバー コズミックブラック オーロラブルー |
価格
- Mi 10T
499€(6GB+128GB)【日本円換算約61,700円】
549€(8GB+128GB)【日本円換算約68,000円】
- Mi 10T Pro
599€(8GB+128GB)【日本円換算約74,100円】
649€(8GB+256GB)【日本円換算約80,300円】
Mi 10T Lite
カラーバリエーションも3色展開となっています。
Jam-packed with a 120Hz AdaptiveSync display, the brand new 5G Snapdragon™ 750G chipset, and a huge battery, #Mi10TLite is the best phone in its segment this year. pic.twitter.com/HavAAI3LvJ
— Xiaomi (@Xiaomi) September 30, 2020
- アトランティックブルー
- ローズゴールドピーチ
- パールグレー
- 64MPのクワッドカメラ搭載
- 長期露出・高速連写・カラーフィルター・デュアルビデオ機能を搭載
- 120HzAdaptiveSyncディスプレイ
- 4820mAhのバッテリー容量&33Wの高速充電
- Snapdragon™️750Gによる5G接続
- 抗菌アクセサリーによるバクテリア繁殖防止
Mi 10T Lite | |
ディスプレイサイズ | 6.67inch |
リフレッシュレート | 120Hz |
CPU | Snapdragon ™️750G (5G対応) |
カメラ | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 インカメラ:1600万画素 |
ロック解除 | 指紋認証 顔認証 |
メモリ | RAM:8GB ROM:64GB or 128GB |
カラーバリエーション | アトランティックブルー ローズゴールドピーチ パールグレー |
価格
Mi 10T Lite
《フラッシュセール時》
249€(6GB+64GB)【日本円換算約30,900円】
《通常時》
279€(6GB+64GB)【日本円換算約34,600円】
329€(6GB+128GB)【日本円換算約40,800円】
Mi Watch
バンドカラーは6色展開
This is #MiWatch! SpO2 monitoring, 117 supported exercise modes, and other awesome features. #MiWatch will help you stay on track!
— Xiaomi (@Xiaomi) September 30, 2020
Stay tuned for the upcoming release. #SmartLifeMadeSimple pic.twitter.com/KlRpGW5vjM
- 1.39inchディスプレイ搭載AMOLED搭載
- ウォッチフェイスは自由自在にカスタマイズ可能
- 本体重量32g
- 5ATMの防水機能
- 音声アシスタント内蔵
- GPS&方位機能内蔵
- 血中酸素濃度測定機能搭載
- 睡眠状態測定可能
- 117のエクササイズ項目や絵文字にも対応
価格
99€【日本円換算約12,240円】
まとめ
今回発表された製品の価格を表にまとめました。
製品名 | スペック | カラーバリエーション | 価格 (€/円) |
Mi 10T Pro | 8GB+128GB 8GB+256GB | 3色 | 599€/約74,100円 649€/約80,300円 |
Mi 10T | 6GB+128GB 8GB+128GB | 2色 | 499€/約61,700円 549€/約68,000円 |
Mi 10T Lite | 6GB+64GB 6GB+128GB | 3色 | 279€/約34,600円 329€/約40,800円 |
Mi 65WFast Charger | ー | 1色 | 29.99€/約3,715円 |
Mi Watch | ー | 6色 (バンドカラー) | 99€/約12,240円 |
革新的な技術が総集結した【Mi 10T】シリーズは、どの様に見えているでしょうか?
自身はこの記事をまとめながら、カメラ・ディスプレイ・スペックなどあらゆる面においてユーザーファーストに重きを置いていると感じています。
早く日本市場参入を拡大して欲しいなと願っています。
スマートフォンメーカーにそれぞれ良さがありますし、拘りたい部分がある人も多いでしょう…ですが、Xiaomiほどにユーザー視点を最大限に反映してくれるメーカーは中々存在しないのかな?とも個人的には思うわけです。
これからの時代は、スマートフォンだけでなくAIoTも欠かせない時代となるでしょう。
その両面において世界での実績を着実に積んでいる《Xiaomi》へ興味が湧いて頂けると嬉しく思います。
スマートフォンだけにではなく、スマートウォッチなどのデバイスもオススメですよ!特に体組成計に関しては、ネットショッピングで売り切れが相次いでいます!
もし、ご自宅の体重計を買い換えるタイミングが有れば検討してみて頂ければと思います。
それでは今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
大好きなXiaomiからの新製品登場はワクワクが止まらない物ですね…
それでは、また次回!