REDMAGIC 9 Proをレビュー!フルフラットなデザインと性能が魅力的

最新(※)ゲーミングスマートフォン『REDMAGIC 9 Pro』を販売総合代理店である、Fastlane Japan様よりお借りし実機レビューを行っています。
(※)2024年4月時点で日本国内での販売に限る
『REDMAGIC 9 Pro』はこれまでレビューを行ってきた端末からデザインが一新されただけでなく、進化した冷却ファンやトリガーなどゲーミングスマートフォンならではの機能や特徴を引き継いでいます。
Snapdragon 8 Gen 3搭載により、ハイエンドモデルならではの高性能にも機体が出来るスマートフォンとなっています。
REDMAGIC 9 ProをLet’s 開封の儀!

これまでレビューを行ってきた端末同様、iPhoneからは感じられない重厚感や派手さが箱からも伝わってきます。
同梱物

REDMAGIC 9 Proの同梱物はこれまでの端末と変わらず、
- ACアダプター
- 充電ケーブル
- 専用ケース
- 保証書
やSIMピンなどが同梱されていました。
デザイン
それでは、デザインが一新された『REDMAGIC 9 Pro』のデザインを紹介していきましょう!

前モデルの『REDMAGIC 8』シリーズとは大きな違いとして、カメラが出っ張っていないフラットな背面がスタイリッシュで格好良い仕上がりとなっています。
完全フラットデザインを実現するために、『REDMAGIC 9 Pro』には一体化された背面ガラスが使用されています。
背面ガラスとしての強度基準もクリアしながら、カメラの機能も損なわない他のメーカーと一線を画すデザインとなっています。
新しいデザインのために上半の部品ほぼ半分が再設計されており、内部空間を最大限利用してカメラの出っ張りを無く構造になっています。前モデルと同じ8.9mmの厚さを維持しながら、
- カメラ性能
- バッテリー容量
- 冷却性能の大幅向上
- 端末の重量バランスの均一化
- 端末の適度なグリップ感
を実現しています。
サイズ感


1枚目はREDMAGIC 9 Pro、2枚目はiPhone 12を実際に持ってみた状態です。
REDMAGIC 9 Proは全体的に大きくなっており片手で持つことは出来ますが、(手の大きさにもよりますが)片手で操作をするのが難しい大きさです。
重さ


端末の重さは1枚目(ケース装着時)の253gで、2枚目(ケース無し)234gという結果になりました。

ちなみに、裸のiPhone 12は162gという結果だったので日頃から200gいかない端末を使っている方には重く感じるかと思います。
REDMAGIC 9 Proについてご紹介

ここからはゲーミングスマートフォン『REDMAGIC 9 Pro』のスペックをはじめとした、魅力的な特徴を紹介しています。
スペック
項目 | スペック |
---|---|
ハードウェア | Snapdragon 8 Gen 3 Red Core 2 Pro UFS 4.0 + LPDDR5X |
メモリ構造 | RAM:12/16GB LPDDR5X ROM:256/512GB UFS4.0 |
ディスプレイ | サイズ:6.8インチ リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート: 最大マルチポイント 960Hz 瞬時ピンポイント2000Hz 解像度:1116×2480 ピクセル アスペクト比:20:9 タイプ:AMOLED 輝度:最大輝度1600ニト |
カメラ | リアカメラ ・サムスンGN5 50MPメインカメラ (OIS対応) ・サムスンJN1 50MP超広角カメラ ・ミクロ 2MP フロントカメラ ・16MP UDC画面下カメラ |
基本パラメータ | 高さ:163.98mm 幅:76.35mm 厚さ:8.9mm 重量:229g |
システム | REDMAGIC OS 9.0 Android 14.0 対応 |
バッテリー | バッテリー:6,500mAh(デュアルバッテリー) 充電:80W高速充電 |
冷却システム | ICE 13.0多次元冷却システム ・22000RPM 高速冷却ファン ・10182mm2大型VC |
接続 | 接続 ・Bluetooth 5.3 ・USB 3.2 gen-2 Type-C ・3.5mmイヤホンジャック ・NFC (Type a/b) ・指紋センサー ・赤外線センサー |
付属品 | ユーザーマニュアル SIMピン 保護フィルム(初期貼り済み) 保護ケース 80W高速充電器(Type-C) USB Type-C to C充電ケーブル |
ベンチマーク

今回測定を行ったAntutuベンチマークのバージョンは、V10.2.4となっています。

測定開始から測定後の端末本体の温度は36.7℃→41.8℃と5.1℃上昇という結果でした。

立て続けに2回目の測定を行いました。測定開始から測定後の端末本体の温度は41.8℃→46.8℃と5.0℃上昇という結果でした。
端末温度は1回目からトータルで最大10.1℃の上昇となりましたが、ベンチマークのスコアが極端に下がってしまうことはありませんでした。
計測中の動画や静止画も綺麗に発色されており、ディスプレイのスムーズな動きも確認出来ました。

続いて、アプリのGeekBench 6でのCPU(シングル・マルチ)・GPUの計測結果を掲載しています。CPUのシングルスコアは2147・マルチスコアは6858という結果となりました。

Snapdragon 8 Gen 2を搭載した
- Samsung Galaxy S23 Ultra
- Samsung Galaxy S23 Plus
- Samsung Galaxy S23
のGalaxy S23シリーズを上回る結果であると表示されていました。

シングルスコア同様にマルチスコア6858を記録しており、Galaxy S23シリーズを上回る結果となっています。

GPUは14769をマークする結果となっており、画像処理についても性能の高さが伺える結果であると言えるでしょう。

なお、GPUに関してもCPU(シングル・マルチ)と同様にGalaxy S23シリーズを遥かに上回る性能である結果となっています。
RGBライティング

ゲーミングスマートフォンならではの、ライティングエフェクトもご紹介。
ゲーミングの雰囲気に合わせた新しいRGBライティ ングは、数字とファン以外にもショルダートリガーも対応しています。なお、上記は充電中のライティングとなっています。

使用シーンに応じてカラーを自由にカスタマイズが可能で、数十種類のライティングエフェクトの組み合わせにより更なるゲーミング感を演出してくれるのも大きな特徴となっています。

なお、ファンのライティング設定はカラーリングだけでなく点灯・点滅方法に関しても設定可能となっています。
充電分離機能

『REDMAGIC 9 Pro』のバッテリー容量は、ハイエンド機種最大級の6,500mAhに大容量バッテリーを搭載しています。
バッテリー容量だけでなく同梱されている充電器も最大80Wに進化しているので、約35分でフル充電が可能となっています。

今回のモデルでも充電分離機能も対応しているので、バッテリー老化も抑制出来るのも更なるポイントと言えるでしょう。
ディスプレイ
ゲーミングスマートフォン『REDMAGIC 9 Pro』はトップクラスの画面占有率である《93.7%》を維持しつつ、新しいUDC Pro技術を採用しています。
インカメラがスクリーンの下に配置されることで、パンチホール・ノッチのないフルディスプレイを実現しています。
また、ディスプレイには最新のBOE Q9+が採用。これにより、最大輝度を前モデル比23%アップだけでなく2160Hzの高周波PWM調光も採用。
さらに、
- 960Hzのタッチサンプリングレート
- 2000Hzの瞬時タッチサンプリングレート
を実現したことにより高感度かつ低遅延な操作体験を可能にしています。
REDMAGIC 9 Proのゲームスペース

電源ボタン横の赤いスライドをONにすることで、振動とアニメーションと共にゲームスペースへと移動する事が出来ます。
実際に『REDMAGIC 9 Pro』にて、今回もFPSをメインに遊んでみました。
ゲームスペース
『REDMAGIC 9 Pro』のゲームスペースでは、ゲームごとに関する様々な機能設定やプラグインが搭載されています。
- モーションモードの設定
- マクロ
- 通知遮断
などがゲームを快適に楽しむための機能が充実しています。

ゲームロビーにはインストールしたアプリ一覧が左に配置されています。


各種アプリのパネルを開くことで、設定を変更することが可能になっているのでFPS系の微調整なんかにもおすすめ。


ゲームスペースセンターでは、ゲームプレイに関する情報などを管理。
ここでもまたRGBライトの設定を変更可能となっています。


なお、表示されるアプリに関しては加入または削除で表示を変更することが可能となっています。

表示方法の変更もゲームスペースの壁紙も変更出来る仕様となっているのも、拘りや自分らしさを表現出来て◎

X Gravityプラットフォームでは、様々なゲームデバイスのキーボード・マウス・コントローラーなど様々なゲームデバイスを接続して楽しむことが出来る可能。ゲームごとにコントローラーのマッピング設定も自由に調整出来たり、リモートプレーによりスマートフォンでもPlayStation 5やXboxなどのPCゲームをプレイ出来ます。
ホストモードのミラーリングでは、USB-C to HDMIでモニターやテレビを接続し大画面でゲームをしながらスマートフォンで検索や通話などの別操作も同時に行えます。専用のPCソフト「REDMAGIC Studio」を使えば、複雑な設定を要らず、低遅延かつ高画質で画面を無線でミラーリング・操作することが可能となっています。
紅魔姫Mora
これまでのREDMAGICシリーズにも登場した【紅魔姫 Mora】が、今モデルでも体験可能となっています。
『REDMAGIC 9 Pro』では、多くのユーザーからの要望である衣装の“サイバー学園”と“夏日水着”が追加されています。新しいスキンには日本語音声が搭載されており、新しい充電画面等も 追加されています。

今モデル『REDMAGIC 9 Pro』にも登場する【紅魔姫 Mora】は、自身(司令官として)の生年月日を登録して利用開始。

その後は、壁紙への配置などの設定画面が表示されました。

前モデルよりもグラフィックや動きが進化していましたが、やっぱり所々に翻訳が気になる部分は出てきてしまいます。


なお、配置に関しては上記画像の様に横向きの画面でも利用可能。
倍率もタップで変更可能となっています。

画面右下からは、普段の『REDMAGIC 9 Pro』での【紅魔姫 Mora】の配置などの設定が可能となっています。

“Mora バーチャルペット”をONにすると、ホーム画面にて仮想ペットが表示されます。

“エネルギー補充”では充電中の画面にMoraが表示されます。

アプリゲームの設定もMoraの設定もゲーミングスマートフォンならではの機能で良いね!
AIトリガー


『REDMAGIC 9 Pro』には、“AIトリガー”という新機能が追加されました。
画面に指定した色や画像が表示された際に、
- タップ
- マクロ
- スクリーンショット
- 録画
などの操作を瞬時に実行出来る便利な機能となっています。
フローティングウィンドウ


画面上に他のアプリのウィンドウを浮かべて表示でき、サイズや位置も自由に変更可能となっているのが“フローティングウィンドウ”です。
ゲームをプレイしながらサイトのチェックなど同時進行出来る機能となっています。そのため、攻略系のアプリゲームが好きな方は重宝するのでは無いでしょうか?
冷却システム
ICE 13.0冷却システムを搭載した『REDMAGIC 9 Pro』は、10層のレイヤーで構成された“新ICE 13.0冷却システム”を採用。
- 10182mm2の大型VCにより前作より冷却性能が2倍・CPUコア温度も5°C低下
- カメラ位置の調整により空気流速が大幅に向上
- 排熱プレートの面積を18%増加
- 回転数の再度向上による超静音22,000RPM高速冷却ファン
- CPUコア温度を最大25°C低下可能
- 端末全体の温度を最大18°C低下可能
スクリーンの下にあるグラフェンシートにより熱量がスクリーン全体に分散されるため、指の体感温度が低下し発熱を気にせず快適なプレイを実現。
熱量がパフォーマンスの制限になることを低減させることにより、搭載されたハイエンドチップ《Snapdragon 8 Gen 3》のパワーを存分に維持し続けてくれるのが“ICE 13.0 冷却システム”です。
REDMAGIC 9 Proでのゲーミング体験は如何に⁈


『REDMAGIC 9 Pro』には、ゲーミング体験をより快適にしてくれる4つの大きな特徴があります。
- ショルダートリガー
- ショルダートリガーを使用することで、コントローラーに近い操作感でプレイできます。
- 高速かつ安定な通信
- 本体には9つのアンテナを配置し、周囲を囲む設計で持ち方による電波減衰などの問題を回避
- エレベーターや新幹線などの信号の弱い環境での最適化実施
- ゲームシーンへの最適化によりダウンロード速度が20%UP
- 最小通信遅延2ms
- Wi-Fi 7対応
- サウンド
- 1115kのデュアルスピーカー採用
- 3つのマイクを搭載
- Snapdragon SoundとDTS:X Ultra認証取得
- シリーズ最大のリニアモーター
- サイズを43%拡大による振動感の30%以上強化を実現
- リアルな4Dバイブが実現


フルフラットな背面は音ゲーをやる際に、カメラの出っ張りを気にすることなくテーブルに置ちゃいます!
カメラの出っ張りが当たり前になっていたので、久しぶりに背面を下にして置けると言いようの無い感動がありました。
ゲーム内でのゲームスペース操作






赤色枠のバーを矢印方向にスワイプることで、各項目の設定の変更や音量・光量設定などを簡単に操作する事が出来ます。
CPUのパフォーマンスも、アプリによってバランス・ライズ・ビヨンドへと変更が可能となっているのでFPS系ではライズ又はビヨンドへの設定が良いかと思います。
ショルダートリガー




ショルダートリガーは、ゲーム毎にそれぞれ割り当てを設定する事が出来ます。
6.8インチの大きめのディスプレイを最大限に楽しむためには、全体的なボタンの配置だけでなくショルダートリガーの割り当ても有効活用して4本指から6本指操作に慣れていきたいところ。
手が小さいまたは指が短いとショルダートリガーの操作がしにくい場合があります。
ハンティングフィルター


ショルダートリガーだけでなく、ハンティングフィルターが今回は大きく変化している様に感じました。






色を反転させたい通常の“ハンティングモード”だけでなく、今モデルでは画質を向上させるモードなどが搭載されていました。
その一方で、逆に見にくくならないか?と思うような真緑のモードやイラストなどのモードも搭載されています。
REDMAGIC 9 Proのゲーム以外のここにも注目!
ゲーミングスマートフォンである『REDMAGIC 9 Pro』の日常遣いでの部分もレビューしてみましたので、メインの端末での使用を考えている方は参考にしてもらえたらと思います。
カメラ


多くを望む事に関しては、正直難しい部分が見受けられますがカメラ機能も楽しんで使いたいという願望は叶えてくれる性能だと感じました。
REDMAGIC 9 Proにて撮影した自然の風景や植物などを掲載しています。撮影方法に関しては、オートモードにてAIをONにしての撮影を行いました。


明るさ調整をせずに、カメラを起動させて撮影した写真が上記の画像となっています。天気の良い日ではありませんでしたが、やや暗めに映るという結果。


上記の同じ場所から、やや明るくして2.5倍で撮影したのが2枚目となっています。粗さはありますが、全体的にしっかりと木々を写せているなぁという印象があります。


さらに倍率を上げると、かなりの写真としての粗さが目立つ結果となりました。写っている人が、模型の様に見えてしまっているのが残念…。




敷地内に生えていた色付く前の春の楓を写してみたところ、1枚目(マクロ)と2枚目(広角カメラ)では大きく色合いに差がでています。
マクロでの葉っぱ1枚1枚の存在感が表れる写り方が好きという方もいれば、広角での全体的な緑の豊かさを表現したい方もいるかと思います。




花が咲く前の蒲公英を写してみたところ、1枚目(マクロ)と2枚目(広角)で色合いだけでなく写り方にもしっかりとカメラの機能としての違いがありました。
いずれもオートにて撮影していますが、マクロは手前の蕾にピントが合っています。広角では後ろの蕾にピントが合った状態での撮影となりました。
先ほどの楓とは違い、蒲公英のマクロ撮影は全体的に写りがボケて歪みが出てしまっています。マクロでの撮影の場合は、オート機能ではなく明るさ調整や三脚などを利用して撮影する方がカメラ機能としてより楽しめるのでは?と感じる結果となりました。


REDMAGIC 9 Proのカメラには、フィルターも搭載されており、その時にあわせた写し方を出来るのも日常遣いとして不足なし。


寒色を強めるフィルターはもちろんのこと、暖色を強まるフィルターも搭載されています。




フィルターなしで撮るよりも、フィルターを設定した方がいわゆる“エモい”画像が撮れるのも思い出の一つとして◎




iPhone 12の広角撮影(1枚目)と、REDMAGIC 9 Pro(2枚目)でオートで撮影しました。iPhone 12の方が全体的に明るく写し出されており、REDMAGIC 9 Proは全体的な暗めな印象となっています。
色合い的には、REDMAGIC 9 Proの方が深緑やモスグリーンなどの緑系の色が重たくしっかりと発色されています。
より自然的な木々の色合いを写し出したいという方には、REDMAGIC 9 Proの方が理想的な写真が撮れるかと思います。




続いて超広角での撮影ですが、こちらも広角撮影同様にiPhone 12は明るく・REDMAGIC 9 Proは暗く写るという結果となりました。
iPhone 12の方が全体的に、細かな描写もしっかりと行われている印象があります。
その一方で、REDMAGIC 9 Proは濃い色の印象が強くなってしまい全体的に描写が荒く感じられる描写となっています。


REDMAGIC 9 Proのカメラにおいてフィルターなど様々な楽しめる機能はありますが、個人的にかなり好感触だったのがポートレート撮影です。風景や花などの自然植物を撮るよりも、人物を綺麗に撮影したいという方にかなりおすすめです!
1枚目はポートレートカメラを設定して、明るさ調整などを行わずオートで撮影した1枚となっています。
これまでの広角や超広角とは違い、全体的に明るさをまとっています。


F/1.2とかなり絞ってみての撮影をしてみると、かなり背景がボケて人物がかなり浮き上がりました。


F/5.6での撮影では、人物と背景のボケ具合が好みな仕上がりとなりました。
いずれのポートレートもISO100での撮影となっています。
広角や超広角での撮影よりも、個人的には撮っていて写りが良く撮っていて楽しいと感じるものとなりました。




InstagramなどのSNSユーザーともなれば、食事の写り具合も気になる方もいるでしょう。個人的には出来立てが出てきたら写真に残すよりも、食べることがほとんどなので映えというものへの認識が無いので参考になるかは分かりませんが…。
1枚目がREDMAGIC 9 Pro・2枚目がiPhone 12で設定を変更せずオートで写した状態となります。
REDMAGICは全体的に白みがかった印象があり、iPhone 12は暖かみのある印象の写り具合となっています。
ご飯の様に温度感を優先する場合には、REDMAGIC 9 Proのカメラだとオート機能は向いていないのかも知れません。


明るさを上げてみると、自然の写真同様に緑がしっかりと発色される結果となりました。




最後に、REDMAGIC 9 Proで撮影した夜の街をご紹介していきたいと思います。Nubiaのスマートフォンだからこその機能や、Androidスマートフォンならではの自由さや機能の多さで遊び心がある写真も撮れたのでぜひ覗いてみてください。
1枚目のREDMAGIC 9 Proは夜景モードをON、2枚目のiPhone 12はナイトモード(2秒)をONにしての撮影となっています。
なお、撮影時は三脚を利用せずに行っています。撮影時の天気は曇りで無風となっていました。
REDMAGIC 9 Proは白く、iPhone 12は黄色く明るさを増して写す結果となりました。iPhone 12の方が全体的に明るく歌っています。




夜景モード及びナイトモードをOFFにして撮影したところ、REDMAGIC 9 Proの方が暗くなりました。
リアルをより写してくれるのはREDMAGIC 9 Proとなり、目に見えているよりもかなり明るく写すのはiPhone 12となりました。


REDMAGIC 9 Proのカメラには、【カメラモード】が搭載されています。その中の【星空】を選択し、クイックショットを選択すると各種フィルターを選べるようになります。
日常的にはみることが不可能な写真を撮ることができるので、かなり面白い機能だなと個人的には気に入りました。
夜景モードにて撮影した場所で、曇っていた夜空に満月と星空が映し出されました。ありそうで無さそうな1枚に。


日本では、阿智村や沖縄県の島々出ないと見ることが難しい満天の星空。


そして、まさかのオーロラまで表現するフィルターまで搭載されています。
かなり寒く気象条件が整わないと見ることが出来ないという印象があるので、こうやってカメラで表現されると幻想的でした。
iPhoneに慣れているとこういった機能が搭載されているAndroidスマートフォンには、かなり感動する瞬間があって新鮮で撮っていて楽しむことが出来ました。
カメラモードには、その他にもクローンや電子搾りなど撮っていて楽しめる機能があるのでぜひたくさん写真を撮って貰えたらと思います。
動画鑑賞




Amazonプライムはシーンによって異なりましたが、HD(高画質)またはHD 1080pでの再生が可能となっていました。また、YouTubeに関しても高画質での再生が可能なことを確認しています。
バッテリー
REDMAGIC 9 Proで、動画投稿サイト《YouTube》を1時間流して見た時のバッテリーについては以下通りとなりました。
分数 | バッテリー残量 |
---|---|
スタート時 | 98% |
10分 | 97%(-1%) |
20分 | 97%(±0%) |
30分 | 96%(-1%) |
40分 | 95%(ー1%) |
50分 | 95%(±0%) |
60分 | 94%(-1%) |
動画を1時間見続けたとこ、最初のバッテリー残量98%から60分後のバッテリー残量は94%と僅か4%の減少という結果となりました。
長時間の移動やおうち時間などの、動画視聴にも心強いバッテリー容量であると感じられる結果となりました。
REDMAGIC 9 Proの実機レビューまとめ
今回の『REDMAGIC 9 Pro』をレビューする機会を頂いて感じたのは、「ぶっちゃけ人を選ぶ端末だろう」ということ。
今までのモデルとは違い、ホワイトカラーの《Snowfall》が登場しました。よりスタイリッシュでありながら、ゲーミングスマートフォンならでのメカメカしさを共生させているデザインは目新しさもあります。
日本国内ではAppleのシェアがかなり大きいので、Androidかつゲーミングスマートフォンである『REDMAGIC 9 Pro』はガジェットが好きな人であったりデザイン性に惹かれる人がより好む端末であると感じました。


これまでREDMAGICシリーズをレビューしてきましたが、ダントツでずば抜けて格好良いデザインとなっていると感じました。
- 全面フルフラット
- 最新のハイエンドチップ搭載で快適な操作性
- アプリゲームを存分に楽しみたい!
- 人とは違ったスマートフォンが欲しい
- 紅魔姫 Moraに興味がある
- ゲームの配信者になりたい
- 大容量バッテリーかつ綺麗な画面で動画を楽しみたい
と言った性能や機能を求めるスマートフォンユーザーやゲーマーの方にオススメしたい端末となっています。
もちろん、ゲームをしないという人にも日常遣いが出来る端末なのでデザインだけで選ぶのも一つではあります。
ただし、キャリアなどでの取り扱いがなく販路が狭いくなっています。そのため、購入に今すぐ振り切るよりも実機を触れてみてから検討しても良いかも知れません。
皆さんのゲーミングライフがより良いものになることが出来れば嬉しい限りです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。最新ゲーミングスマートフォン『REDMAGIC 9 Pro』の実機レビューをお届けしました。
それではまた〜