2022年9月7日に開催されたApple Eventでは、新型iPadのエントリーモデル『iPad 第10世代(仮称)』が発表されませんでした。そんなiPad 第10世代のケースが、Amazonにて販売されています。
そこで今回は、販売されているiPad 第10世代のケースから登場する際のスペックに関して考えてみたいなと思います。
※今回紹介するケースのサイズで必ずしも登場するとは限りませんので、購入に関しては発表及び発売開始以降にする事を推奨します。
iPad第10世代の発売されているケースから考えるスペック
今回見つけた《iPad 第10世代(仮称)》(以下、iPad第10世代表記)のケースがいくつかあったので、各ケースを紹介しながらiPad 第10世代のスペックを考察していきたいと思います。
iPadのケースから考察出来る内容としては、
- ディスプレイサイズ
- 本体サイズ
- 本体デザイン
- 対応アクセサリ(Apple Pencil)
の4点となっています。内面的なスペックに関しては、冒頭で紹介しているリーク情報のまとめ記事や本記事の後半を参考にして頂けたらと思います。
iPad 第10世代のディスプレイサイズは?

Amazonから発売されているケースのいくつかには『2022 iPad 第10世代』の表記に加えて、ディスプレイサイズが”10.5インチ”と記載されています。
iPad 第10世代の本体サイズは?

発売されているケースのサイズをいくつか見ていくと、
ストア名 | ケースタイプ | サイズ(長さ×幅×厚さ) |
---|---|---|
TiMOVO | シェルカバー | 25.5×18.2×1(cm) |
MOKO | 手帳型 | 25.2×18.5×1.2(cm) |
ESR | 手帳型 | 25.3×19.5×1.3(cm) |
ZtotopCases | 手帳型 | 27.2×21.3×1.3(cm) |
自身が購入したiPad 第9世代のケースのサイズは、
- シェルカバータイプ:25.5×18.01×1.19(cm)
- 手帳型ケース:25.4×19×1.3
ケースだけのサイズ比較だと、端末本体の大きさに大きな変化は無いように感じられます。メーカにもよりますが表記されているケースサイズが27〜28(cm)の製品もあるので、iPad 第10世代用ケースのサイズは第9世代の数字のままである可能性も考えられます。
iPad 第10世代の本体デザインは?

iPad 第10世代のケースから本体デザインを見ていくとを、iPad 第9世代のデザインから変更点がいくつかあるように感じられます。

生体認証は他のモデルと同様に、ホームボタンからTouch IDに変更となるであろう画像がケースのページにて掲載されていました。

背面デザインは、iPad miniやiPad Airの様にシングルカメラが突出したデザインとなりそうです。また、全体的なフォルムはこれまでの丸みのあるデザインから角張ったデザインに刷新されそうです。
iPad 第10世代の対応アクセサリは?

発売されているiPad 第10世代用のケースを見ていると、iPad側面にApple Pencil(第2世代)の磁気コネクタによる充電を示唆する画像がいくつか見受けられます。
これにより、Apple Pencil(第2世代)対応及び端子はLightningからUSB Type-Cに変更になるのでは無いかと予想されます。EUによりUSB Type-Cが義務付けされることもあり、端子が変更される可能性は大いにあり得るかと思われます。なお、仮にiPad 第10世代でLightningが廃止された場合はiPad全てのシリーズの新型モデルがUSB Type-C端子搭載となります。
iPad 第10世代のケースから考察したスペックまとめ
今回の、iPad 第10世代のケースが発売されている情報から見えたスペックについてまとめると以下の通りとなります。
- ディスプレイサイズは10.5インチ
- 本体サイズは大きくなる可能性あり
- Touch ID搭載
- デザイン刷新
- Apple Pencil(第2世代)対応
- 端子はUSB Type-C
になるのでは無いか?というのが、発表前から発売されているiPad 第10世代用のケースから考察したiPad 第10世代の外観の予想でした。
iPad 第10世代はどんなスペックで登場する?
今回の発売されているケースからの考察と、これまでのリーク情報からiPad 第10世代のスペックを予想していきたいと思います。
※リーク情報を元にした個人的な予想であることをご理解ください。
これまでの情報を元に、登場が予想されるiPad 第10世代のスペックは以下の通りとなります。
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2022年10月(?) |
発売価格 | iPad mini 第6世代よりは安く第9世代よりは高い |
本体カラー | 2色以上 |
ディスプレイサイズ | 10.5インチ |
プロセッサ | A14 Bionic |
本体容量(ストレージ) | 64GB/256GB |
生体認証 | Touch ID |
接続端子 | USB Type-C |
対応アクセサリ | Apple Pencil(第2世代) |
通信 | 5G通信対応 |
各項目についての情報元や解説などをもう少し深掘りしていきますので、最後までお付き合い頂ければと思います。
発売日
Macrumorsの記事によると、韓国のアカウント【yeux1122】の投稿において2022年10月のApple Eventにおいて
- M2 Appleシリコン搭載のiPad Pro
- 新しい低コストのiPad
が登場するとしています。
Mシリーズチップを搭載したiPad向けの《Stage Manager》や、それ以外のiPadにも使える改良が盛り込まれている【iPadOS 16】が登場するのと同時期とされています。
発売価格
発売価格に関する直接的なリーク情報や噂を見つける事ができませんでした。が、世界的な経済環境を踏まえて発売価格を考えるとこれまでのモデルよりは高価になるのでは無いでしょうか?
先日登場した【iPhone 14シリーズ】は、iPhone 14(128GB)は1$=136.3円の”Appleレート”になります。新製品の登場で安くなったはずのiPhone 13 mini(128GB)の”Appleレート”はというと、$599で日本では92,800円で販売なので1$=140.8円と値下げなのにレートは高いという状態にあります。
仮に、9月中旬時点の”Appleレート”でiPad 第10世代の価格を第9世代と同じ$329で考えると以下のようになります。
- 1$=136.3円の場合:44,842円(税抜)→49,327円(税込)
- 1$=140.8円の場合:46,323円(税抜)→50,955円(税込)
あくまでも9月中旬の”Appleレート”での計算なので、発売価格や為替の状況によっては上記の金額よりさらに高くなる可能性もあります。
本体カラー
10th-Generation iPad With Major Design Changes Reportedly in Production Ahead of September Launch https://t.co/x8DoAFnecZ by @rsgnl pic.twitter.com/jLJRB0FQlo
— MacRumors.com (@MacRumors) August 16, 2022
本体カラーに関しては、これまでのシルバー・スペースグレイのカラーだけでなくminiやAirの様にブルーやパープルなどのバリエーションが増える可能性が示唆されています。
ディスプレイサイズ
ディスプレイサイズは、発売されているiPad 第10世代用のケースやリーク情報において”10.5インチ”になる可能性が高いでしょう。
現行のiPad各シリーズは以下のディスプレイサイズとなっています。
- iPad 第9世代:10.2インチ
- iPad mini 第6世代:8.3インチ
- iPad Air 第5世代:10.9インチ
- 2021 iPad Pro:11/12.9インチ
プロセッサ
iPad 第10世代に搭載されるプロセッサは、A14 Bionicとするリーク・噂が多くなっています。A14 Bionicは、iPhone 12やiPad Air 第4世代に搭載されていたプロセッサです。
現行のiPad各シリーズは以下のプロセッサが搭載されています。
- iPad 第9世代:A13 Bionic
- iPad mini 第6世代:A15 Bionic
- iPad Air 第5世代:M1 Chip
- 2021 iPad Pro:M1 Chip
本体容量(ストレージ)
本体容量であるストレージは、第9世代同様の64GB/256GBの組み合わせになりそうです。が、128GBが最低容量で出てくれたら良いのになという声があるのも事実です。
iPhone 13シリーズ以降は、128GBが最低容量となっているのでiPadでもそういった流れに変わっていく可能性もゼロでは無いのかな?と思ったりもします。
生体認証
生体認証に関しては、これまでのディスプレイ下部に搭載されていたホームボタンでは無くiPad miniやiPad Airと同じ様にトップボタンのTouch IDになりそうです。
一部のレンダリング画像には、ホームボタンが搭載されている物もありますがケースの販売ページにはTouch IDが搭載されている画像が見られます。
接続端子・対応アクセサリ
接続端子及び対応アクセサリに関しては、USB Type-Cが採用されることによりApple Pencil(第2世代)が対応になりそうです。
Apple Pencil(第2世代)が対応することで、Apple Pencil(第1世代)の様にLightning端子での充電からは開放されて磁気コネクタによる充電や本体にくっつけて持ち運べる様になりそうです。
通信
通信機能においては、Cellularモデルが他のiPadシリーズ同様に5G通信が可能になるでしょう。9月時点では、自身の家の中で5G通信と4G通信がコロコロ入れ替わっている状態です。現時点では、特に5G通信の凄さや便利さを肌で感じたわけでは無いのでこの点についてはノータッチになりそうです。
iPad 第10世代は待つべきか?iPad 第9世代を買うべきか?
ここまで販売されているiPad 第10世代のケースを元にどうなるのかを考えてみたり、これまでのリーク情報や噂から本体のスペックについて紹介してきました。
発売までもう間もなくではありますが、買うか買わないかを悩む方は多いでしょう。
発表前の段階では、iPad 第9世代の在庫が潤っているので今すぐ焦って結論を出すというのはおすすめしません。発表されてからの決断をオススメします。
- 登場スペックや発売価格の確認
- 第9世代と第10世代の違いの確認
- 第9世代のセール情報が出るかも?
新しい製品が出ると過去のモデルが安くなる可能性があるので、スペックによっては第9世代で満足できる!という方もいると思います。現に自身は、第9世代で満足しているのでminiやAir・Proの購入は考えたことがありません。
第9世代と第10世代の違いを発信するためにも、iPad第10世代は購入をする予定なので違いを知りたいという方はまた覗きに来て貰えると嬉しいです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。発表はまだですが、ケースが販売されていたのでそこからiPad 第10世代のスペックを勝手に予想?考察?してみました。
当ブログでは、iPad 第10世代が登場した際の予約及び在庫情報の発信を予定しています。購入を検討されている方はぜひまたお越しください!皆さんのお買い物のお役に立てるような情報を発信出来るように頑張ります。
それではまた〜
- Amazonにて販売中のiPad第10世代用ケース各種
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